| Q:審美歯科とはどういう治療なのですか? | ||
| A: | 審美歯科とは4つの治療法から成り立っている治療方法の事です。すなわち @構造的に問題が無い事 A機能的に問題が無い事 B装着する補綴物(かぶせや詰め物など)の材質に問題が無い事 C生物学的(身体的)に問題が無い事です。 @構造的に問題が無い事というのは、例えば補綴物(かぶせや詰め物など)を装着する歯が歯周病になっていて、ぐらぐらしていては、、まともに噛むことが出来ません。 カリエス(う蝕:むし歯の事)が残っているのにその歯に補綴物(かぶせや詰め物など)を装着してもその下でカリエス(う蝕:むし歯の事)が進行していき痛みが出たり、最悪の場合その補綴物(かぶせや詰め物など)が剥離(はがれる)してしまいます。 A機能的に問題が無い事というのは、簡単に言うと噛み合わせに問題がないと言うことです。 それぞれの歯は色々な形や大きさをしていますが全て意味があります。 食事をしている時、下のあご(下顎)は三次元的な動きをしています。奥の歯には咬頭(食べ物をすりつぶしたり切ったりするところ)や裂溝(小さくなった食べ物が上手に歯の表面を流れていくところ)があります。これらの形態を持つ歯が上下に適切に噛み合わさる事によって、何の問題も無く機能するのです。補綴物(かぶせや詰め物など)を装着した歯というのは、人工物が装着されているのですから、当然噛み合わせも人工的となりそれらに合否を左右されるのです。 主に前歯は下あご(下顎)の前方・側方運動、奥歯は下あご(下顎)の垂直的な運動に大きく関与します。 B材質に問題がないと言うのは、口の中でその補綴物(かぶせや詰め物など)を作っている材質自体にどれだけ変化なく安定していて体に害を与えないかと言うことです。例えば健康保険で使用が可能な金属と言うのは銀が非常に多く含まれています。銀と言う材質はイオン化傾向が高いので常に濡れている口の中では容易に溶け出して行きます。補綴物(かぶせや詰め物など)は基本的に歯科技工に作ってもらいます。鋳造(型に溶かした金属を流し込む)という方法で金属を色々な形にするのですが、銀はその操作がやりにくく、削った歯の部分に合わなくなり、すき間が出来たりしやすくなります。金(ゴールド)やセラミック(陶材)を使用する事によってこれらの問題は容易にクリアーできます。 C生物学的(身体的)に問題が無いという事は、主にその補綴物(かぶせや詰め物など)を装着する事によって、その歯の歯周組織に悪影響を与えていないかということです。 例えば、かぶせ物(クラウン)を歯に装着する時は、歯ぐき(歯肉)のところまでその人工物が入ってきます。その場合深く入れすぎてしまうと歯ぐき(歯肉)を傷つけてしまい、歯周病(歯周炎や歯肉炎)になってしまいます。逆に浅すぎると、完全にかぶせ物(クラウン)で歯を保護する事が出来ないわけですから、そこから容易にカリエス(う蝕:むし歯の事)になります。歯の周りの歯肉には、通常深さ2〜3mmの歯肉溝(歯周ポケット)というすき間があり、この中に精度の良いかぶせ物(クラウン)を装着しなければいけないのです。 | |
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