| Q:インプラントは天然歯以上、ていねいに歯を磨かなければいけないと聞きました。どんな磨き方をすればいいのですか? | ||
| A: | 基本的には天然歯と全く同じ磨き方で問題は起こりません。 インプラントは特殊な磨き方をしないと歯槽膿漏になり易いのではないかと患者さまの方から良く聞かれるのですがそれは間違いです。基本的には天然歯と同じ磨き方でプラークを取り除けますし、歯槽膿漏も防ぐ事が出来ます。インプラントを入れた犬を歯磨きなど一切、歯の手入れをせずに一年間飼育した実験があります。一年後の検査では当然インプラントの周囲にプラークや歯石がたくさん付着していたけれども、炎症は起こっていなかった。という結果が出ました。不思議な事ですがチタン製のインプラントの周囲に付く汚れは、さほど歯周炎に影響しないという考え方がありますがこれは犬の実験ですから、人にそのまま当てはめるというわけには行きません。がしかし多くの症例で実際にこういった事が起こっているのです。 しかし、だからといって歯を磨かなくて良いというわけではありません。 インプラントだからといって特別な事をしなくても良いという意味です。インプラントは一度入れてしまうと定期検診以外は患者さま自信による歯磨きがメンテナンスの全てになります。 毎日磨いてプラークコントロールがきちんと出来ていれば歯槽膿漏にもならず、インプラントも長持ちします。ただしボーンアンカードブリッジといって、数本のインプラントを埋入し、上部構造物を連結させるタイプのインプラントでは、歯肉がやせてしまうとアバットメントとフィクスチャーの境界部にプラークが付着しやすくなります。この部分のプラークコントロールは通常の歯ブラシでは毛先が届かないので、歯間ブラシという細い歯ブラシを使って磨きます。 天然歯で歯と歯の間に隙間がある時やブリッジを装着している場合に使用するものと同じものです。ただしチタンに異種金属を接触させないために金属部分が露出している歯間ブラシは使わず、コーティングされているものを使用してください。 またインプラントをする近辺の歯に歯周病があれば場合によっては同時にそれを治療する事が出来ます。 | |
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