Q:インプラントに欠点はないのでしょうか?
 
A: 欠点は3つあります。それは@治療期間がかかる事A外科的な手術が必要である事B保険外の治療費がかかる事です。

@治療期間についてですが、おおよそ下顎で5〜7ヶ月、上顎で8〜10ヶ月とかなり長い治療機関が必要となります。何故この様な長い治療会館が必要かと言うと、現在、行われているインプラント治療は二回に分けて手術をする方法が主流だからです。
では何故二回に分ける必要があるかと申しますと、歯を失った後の骨の状態と言うのは、既にやせている場合が多く、その人によって骨の形態も様々です。確実にインプラントを骨にくっつけるためには、一回目の手術では骨の中に埋め込んでから歯ぐきで覆い、下顎では3〜4ヶ月・上顎では6〜7ヶ月待つ必要があるのです。そうすれば確実にインプラント体(フィクスチャー)が骨とくっついて(オッセオインテグレーションという)いるので、それから二回目の手術をしてインプラント体(フィクスチャー)の頭部を出して仮の歯の土台の役割をするヒーリングアバットメントと言うものを装着してこれに仮歯をつけるのです。ここまで来るとある程度普通に食べ物を噛むことが出来ます。それから1〜2ヶ月待って歯ぐきがきれいに治ってから、最終的なかぶせ物(クラウン)を装着して終了です。
ですから治療期間は長くかかりますが、通院回数としてはあまりかかりません。手術で2回、手術後の消毒・抜歯で4回・歯を製作して行くときに6〜7回通って頂く程度です。
また、骨の状態がいい場合には手術は1回で済みます。次に

A外科的な手術の問題に付いてですが、歯ぐきをメスで切って骨に穴をあけるのですから、当然その患者様は不安と緊張でいっぱいでしょう。メスで神経や血管を傷つけてしまったり骨に穴をあけるドリルで他の組織を傷つけてしまう可能性は絶対無いとはいえません。
しかし、手術を行う前に十分な診査をして患者さまの解剖学的なお口の状態を十分に把握して専用の手術室で完全に無菌的にかつ信頼あるインプラントシステムを使用すれば外科的な危険性は最小限にとどめる事が出来ます。最後に

B費用についてですが健康保険は適用されないため、普通の歯科治療に比べてかなり高額になります。医院のシステムや使用しているインプラントシステムによって差があるのが現状です。骨の状態や歯肉の状態また最終的な上部構造を、銀を装着するか、セラミックを装着するかによっても費用は変わってきます。
それから手術を行う際には観血的な処置(出血を伴う処置)になりますので、普通のむし歯の治療とは異なり非常に感染しやすい状態になっています。ですので手術中手が触れるところは全て消毒・滅菌を行い専用のシーツをかけて完全に無菌的な状態で手術を行います。
骨というのは非常に熱に弱いので手術に使用するドリルやバー類も全て新品のディスポーザブル(使い捨て)を使用します。こういったものも全てインプラントの費用に含まれています。
 
 
 
 
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