| 症例報告(インプラント) No.2 |
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| 症例1 |
| この患者様は知人の紹介でヨーロッパから来られた外国人の男性です。レントゲンから解るように歯根が日本人に比べてとても長いのが特徴です。当然のことながらその歯根が埋まっている顎骨もしっかりしているので、インプラントを埋入するに当たって下歯槽神経までの距離は十分あったので一番長いインプラントを楽に埋入できました。 |
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術後 |
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| 症例2 |
| この患者様は、左下のブリッジの所に食べ物が良くつまるとの事で来院されました。レントゲンから解るように、左上6.7欠損で、左上8にブリッジの支台が装着されております。左上6.7欠損のブリッジには、非常に強い咬合力(咬む力)が左上6.7のダミーの所にかかってくるので、咬み合せが経年、下がってきて、歯並びが変わってきたり、他の歯に負担がかかってきます。それから、歯が無くなると、その部分の歯槽骨が吸収してくるのでブリッジだと食べ物がつまるようになってくるのです。結局、ブリッジは外して、左上4.6.7部にインプラントを埋入しました。骨幅があまり無かったのですが、骨の高さは十分にあったので、比較的楽に埋入できました。 |
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術後 |
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| 症例3 |
| この患者様は約7年前に歯槽膿漏のため、上顎の歯を全て歯周外科処置を行い、セラミックブリッジを装着しました。その当時左下6は予後不良なので、抜歯して左下6.7部にインプラントを埋入使用と提案したのですが、インプラントは嫌との事で左下6までつないだブリッジを装着しました。それからこれまでの間ずっと歯周組織のメンテナンスをしてきたのですが、左下6の状態が非常に悪くなってきたので、体が元気な内にと、患者様がインプラントを希望されました。さっそくCT撮影を行ったところ、やはり上顎洞までの距離が約3mm程しかありません。3mmのオステオトームテクニックでは、インプラントを埋入できないので、開窓法による上顎洞底挙上術を行いました。骨は十分に硬かったので約3mmの骨でもインプラントはしっかり固定できたので、同時に3本埋入しました。術後少し晴れましたが痛みもなく鼻からの出血も認められなかったので、患者様は安心しておられました。 |
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術後 |
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| 症例4 |
| この患者様は、糖尿病をお持ちの女性の方なのですが、部分入れ歯が合わないとのことで来院されました。レントゲンからも診断できますように、長年部分入れ歯を装着されていたので、咬合平面(歯の水平的な並び)がゆがんでしまっています。部分入れ歯は、歯の無い歯肉の上にのっけるので、どうしてもきっちりと咬合(咬み合せ)の確保ができないのが短所です。お口の中の現状と今後起こりうる問題を全てお話しましたところ、お口全体的な治療を希望されました。上顎のインプラントは、CT撮影を行ったところ、上顎洞までの距離がなかったので、オステオトームによるサイナスリフトを行いました。糖尿病の問題もあり、骨もだいぶ軟らかかったのですが、二次手術まで約十ヶ月待ちましたので、オッセオインテグレーションは獲得できました。下顎のインプラントは下歯槽神経まで距離が十分にあったので、上顎に比べると簡単にオッセオインテグレーションを獲得できたと思います。総括的な治療により、咬合平面もほぼ正常な状態にすることができまた。 |
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術後 |
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| 症例5 |
| この患者様は、部分入れ歯の止め金をかけている歯のかぶせがとれて、入れ歯がガタガタして安定しないとのことで来院されました。部分入れ歯は、残存している歯に止め金をかけて入れ歯を安定させるので、相当強い力がその歯にかかるので、抜歯になるケースも少なくありません。幸いにもかぶせが取れた歯も、歯根は無事だったので保存することができました。そして今まで部分入れ歯だった所はインプラント治療を希望されましたので、3本インプラントを埋入しました。上顎のほうはブリッジが装着されていたのですが、右下5が重度の二次カリエス(二次的な虫歯)で、右下6が歯槽膿漏で歯が動揺しているので、咬合の負担を軽減して残存歯を保護する意味も兼ねて、インプラント治療にしました。CT撮影を行った所、上顎洞底まで距離が約5mmしかなかったので、オステオトームによるサイナスリフトを行いました。骨は十分に硬かったので初期固定はしっかりできましたので、約8カ月待って二次手術を行いました。現在もメンテナンス(月一回)来られておりますが、何でも咬めるしインプラントをして本当に良かったとおっしゃっています。 |
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| 術前 |
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術後 |
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| 症例6 |
| この患者様は右上の奥に歯がないので、何か良い方法で歯を作って欲しいとの事で来院されました。すでに他医院で左上の奥にインプラントを2本埋入されておりましたので、右上のほうもインプラント治療をお話した所、受け入れていただいたので右上に3本、追加で左上に2本、右下に1本インプラントを埋入しました。CT撮影を行った所、やはり上顎の臼歯部で上顎洞までの距離が不足しておりましたので、オステオトームテクニックで上顎洞底の挙上を行いました。右上の他医院で埋入されたインプラントと比べると、当医院で埋入したインプラントの方がはるかに長いインプラントが埋入されていることがお解かりいただけると思います。上顎骨はそのほとんどが海綿骨という軟らかい骨から成り立っているので、インプラントは出来るだけ長いものを埋入して歯冠・歯根比の最適化及びインプラントの骨と接する表面積をできるだけ獲得する必要があり、その結果、そのインプラントがお口の中で永久に機能し、予知性というものが向上するのです。最初はこの患者様も鼻の中に骨を造るという事にかなり恐怖心をいだいておられましたが、実際に手術を受けられて、全く痛みもなく本当にインプラント治療をして良かったと喜んでおられました。 |
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術後 |
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| 症例7 |
| この患者様は70歳になる女性ですが、子供のとき以来恐くて歯医者さんに行ったことがなく、今まで歯が悪くなって自動的に抜け落ちるのをずっと繰り返されていました。歯がここまでなくなってくると、発音も全くできず、骨のほうにもかなり負担がかかって細菌とても調子が悪くなってきたので、家族の方と一緒に当医院に来られました。上顎は既に無歯顎になっているのですが、今まで入れ歯は装着したことがないので、大きな入れ歯を入れると嘔吐が出ることが予測されますので、口蓋(上あご)の部分をくりぬいてインプラントと入れ歯を磁石で止めるタイプを提案いたしました。上顎には4本インプラントを埋入しました。この方法ですと費用のもかなり抑えることができ、また、インプラントへの負担も軽減されるので、無歯顎の方で経済的にインプラントを多数埋入するのは無理な方におすすめです。下顎の臼歯は、従来どおりインプラントの上に歯を造り、前歯部は2本のインプラントの上に入れ歯をネジで止める方法にしました。何故この方法にしたかといいますと、骨が既にかなり喪失しているなめ、インプラントの上に従来どおり歯を造る場合、かなりの骨の増生を行ってからでないと審美的に良くないですし、患者様も恐怖心をお持ちになるので今回はその方法にいたしました。 |
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術後 |
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| 症例8 |
| この患者様は、歯のない所に歯を造って、しっかり咬めるようになりたいとの事で来院されました。この患者様の特徴的なことは、今まで虫歯の治療で歯医者さんに行った事がなく、歯を失った原因は歯周病という事です。虫歯にならないと歯医者さんに行くということが無いため、知らない間に歯石が歯肉の中に入り込んで歯槽膿漏となり、抜歯しなければならなくなります。また、事実虫歯の菌が少ない方は歯周病の菌が多いというデータも立証されております。結局、歯のない所はインプラント治療を行い、残存歯もかなりガタガタに傾いているので、それはインプラントを固定源とした矯正治療で正常な状態に戻すことにしました。これまで、歯槽膿漏で歯を失っているため、その部分の骨量が非常に少なくなっているのが、レントゲンからも解ると思います。CT撮影を行った所、やはり上顎洞底まで距離が一番短い所で約3mmしかありませんでした。手術の際に骨に穴を開けてみると、比較的硬かったので、初期固定は得られると判断し、オステオトームによる上顎洞底挙上術を行い、同時にインプラントを上顎に6本埋入しました。下顎は下歯槽神経が骨の下のほうを走行していましたので、比較的長いインプラントを容易に埋入することができました。 |
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